マネジメントゲーム研修(MG研修)の魅力 マエザワの5年間を振り返って

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株式会社マエザワに入社して、顧問の労務士の先生にご挨拶にいった時に、

「今度、MG研修と言う経営の研修があるから来てよ!経営もわかるし、同世代の経営者とも仲良くなれる機会だから」

と言われて行ったのが、このMG研修でした。

MG研修とは、ソニーの創業者の井深大さんと盛田昭夫さんの秘書をやられていた西順一郎先生が、当時拡大し続けていたソニーの社員さんにたちに対して、どうしたら創業者の思い、経営者の思いを社内に浸透させることができるかを考え、作られた体験型、ゲーム型、実践型の研修です。

ルールとしては、参加者一人一人が製造業者の社長となり、全員資本金300万円から事業を始め、5年間の会社の経営を行います。材料を買って、作って、売るの繰り返しなのですが、その間にいろいろなことがあります。社員がやめたり、倉庫が燃えたり、商品が盗まれたり、病気になったり。。。この5年間で、最も利益を出し、自己資本をあげた人が最優秀経営者賞を受賞するので、いっぱい売りたい!そのために、いろいろな工夫をしたり、計画を立てたりします。そして大抵のことは上手くいきません笑

本当に手に汗を握りながら、自分が立てた戦略を実現させていく楽しい研修です。

 

「楽しくなければMGではない」「美しくなければMGではない」「効果がなければMGではない」

この言葉を初めて聞いてとても印象に残っています。

研修にいくと必ずこのフレーズが出てくるのですが、僕はこれが仕事であり、会社もそうでありたいと思いっています。

 

「楽しくなければ仕事でない。」

仕事は楽しいんです。労働時間の8時間は、1日の大半をしめます。この時間はもちろん一生懸命真剣にやりますが、それは楽しいものでありたいと思っています。

 

「美しくなければ仕事ではない」

ここの美しさとは整理整頓清潔清掃といった5Sのこともさしますが。心のあり方も示しています。仕事はきれいごと。世の中のために、清く、美しく仕事をしていきたいと思います。

 

「効果がなければ仕事ではない」

ビジネスの効果と考えると利益を出すことが1番の効果です。利益がでなければビジネスは続かないからです。

でも、なぜ利益を出すか?

これは僕はずーっと考えていました。なぜ、利益が必要なのか?

出店のため、次なる投資のため、資産を増やすため。

最もらしいことはいくらでも言えました。

しかし、いまいちそれらの答えにしっくり来ていませんでした。

ある言葉と出会うまでは。

それは「店はお客様のためにある」と言う言葉です。

お客様のためにお店があり、頂いた利益は、お客様にさらに喜んでいただけるよう、利益を投資をしていくと言うことがわかりました。

 

お客様のために、効果をあげ、利益を出していくことが仕事だと思っています。

 

このMG研修は、これら3つの要素を2日間で実体験を通して学べる研修です。

 

時間になりましたのでこの辺で。

 

(写真はMGを作られた西先生との2ショットです)