MG研修の魅力② マエザワの5年間を振り返って

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すっかり、日が短くなってまいりました。

僕の中では、秋は吸収、冬は冬眠(消化)、春は準備、夏は発散という四季のイメージがあり、秋はお腹がすいたり、本が読みたくなったりします。そのため、最近食生活が乱れ始めていました。

なので、先週末の土日、ファスティング(断食)をして、今日2日ぶりにご飯を食べました。

ファスティングについては今度詳しく話をしたいと思います。

今日は、「MG(マネジメントゲーム)研修の魅力②」と言う事で、マネジメントゲームについての僕の体験談について話していきたいと思います。なぜなら、このMG研修は、来期から社内研修として、リーダーを中心に行っていく予定だからです。昨日は、この魅力についての概念である「楽しい、美しい、効果がある」について、僕なりの解釈でお話をしましたが今回は、僕のこの5年間のMG研修と向き合った道のりについて話していきたいと思います。少しでも、これからMG研修を開始する人の励みになればと思っております。

MGは何度も何度もやる研修です。同じ5年間の経営を何度もやるんです。

僕は今、120期を迎えております。

静岡でこのMG研修を開催したいと思い、仮インストールラクターの免許を頂いておりますがまだまだ未熟で、本インストラクターではありません。

今でこそ、ルールもわかり、そこそこゲームはできますが、最初のころは

本当ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに悲惨でした。

参加するのが本当ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーに嫌でした。

 

なにせ、計算が終わらない、数字が合わない、字が汚い、ルールがわからない、手順通りにやらない。

と言う感じです。MGは1年分の経営が終わると、自分自身で決算書を作ります。そして、数字がしっかりと合うまでその決算書と向き合わないといけないのです。一円単位でも合わないと合うまで見直しをします。

最初のころは常に1番ビリでした。数字が全く合わないと自己嫌悪に陥ります。一人だけ取り残された気分になります。

僕は先日ものべたように、ピオンで現場の仕事ができなかったので、せめて経営と数字だけはと思っていたのですが、一つ一つの数字が合わなく、現場もダメなら、経営もだめかとやりながら随分と自分を責めました。ちょうど、5年前の11月に始めたので、夕方になると日が落ち、とても切ない気持ちになります。。。。

こんな事やっている時間があったら、他の事ができるのにとなぜかMG研修の悪口をいいます。人のせいにしたくなります。できなくて悔しい。簡単な計算を、しかも計算機でやっているだけなのに計算が合わない。時間も人の何倍もかかる。とても嫌な気分です。

MGをやった人で続けている人は、僕の経験だと10分の1です。理由は様々なのですが続かない、多くの場合の理由はここにあると思っています。

最初の頃は、できない自分とひたすら向き合うのです。

会社がお金を出して来ている人財だったり、経営者の方々だったりするので、それなりの能力がある人がMG研修に多くきます。でも、来た結果、ほとんどの人が撃沈し、ここに研修の価値を感じずに、辞めていくんだと思っています。

僕は、ここの感情があったからこそ、このMGを克服しなければいけないと思いました。

もう一度言うと、ここです。

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僕は先日ものべたように、ピオンで現場の仕事ができなかったので、せめて経営と数字だけはと思っていたのですが、一つ一つの数字が合わなく、現場もダメなら、経営もだめかとやりながら随分と自分を責めました。ちょうど、5年前の11月に始めたので、夕方になると日が落ち、とても切ない気持ちになります。。。。

こんな事やっている時間があったら、他の事ができるのにとなぜかMG研修の悪口をいいます。人のせいにしたくなります。できなくて悔しい。簡単な計算を、しかも計算機でやっているだけなのに計算が合わない。時間も人の何倍もかかる。とても嫌な気分です。

できない自分とひたすら向き合うのです。

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この環境を作っているのは誰か、それは誰も悪くない。自分なんです。それをどう捉えるかも自分であり。ポジティブに考えられるのか、ネガティブに考えるかも自分次第なのです。

そして、少しでもポジティブに考えて、前向きに進める人に見える景色がMG研修にはあるのです。

これって、現実の世界とも一緒じゃないかなーと思うんです。

できない自分を克服するプロセスがここにあります。

新人さんも同じ気持ちなのかなと思うと、リーダーはどうやって接して上げたら良いかという考えが浮かんできます。

そして、仕事の仕組みがどうなるべきかというのを感じとることができるのです。

 

でも、本当にMGにいくのは苦痛でした。何回も受けても計算はいつもビリだったからです。でも逃げちゃいけない。

そしたら、先輩が「次の研修までに家で練習したら良い」と決算の練習のやり方を教えてくれました。

悔しかったので、毎日、練習しました。

そしたら計算が早くなりました。何事も習うより、慣れろなのかもしれません。

 

ルールと決算のやり方がわかってくると、今度は利益の出し方がわかるようになってきます。

そのMGの考え方を、実戦に当てたら、数年前に最高益を出す事ができました。

実際に効果が出たのです。

経営戦略の立て方が身に付き、困難の対処方法も考えられるようになるのです。

そしてそれは、利益を上げるためにはどうしたら良いかというのを誰に教えられる訳でもなく自分で考えられる習慣が身につくのです。

 

でも僕は、この研修は利益を出す事を目的にしているわけではありません。ここは人財育成の研修であると心から思っています。チームを作る研修だと思っています。心を強くする研修だと思っています。

多くの企業さんが多くの優秀な社員さんをこの研修におくっています。決して経営者の研修ではありません。

そんな、心が成長するMG研修、来期から一緒にやっていきましょう!

僕は精一杯、初めての人をサポートしていきます。(でも自分でやるのが前提です!)

そして、これは評価でもなんでもないので安心して研修に望んでください。

 

仕事においても、1個個人の考え方においても、得られるものが、とても多いです。

 

(写真は、実際のMGの盤です。人財育成マシーンと呼ぶ人もいます。)