IKEAジャパン本部で働く IKEAにいた頃のお話
久々にIKEAにいた頃の話を更新します。
僕が、港北チームの仕事も楽しくなり、チームもまとまり始めてきた時、IKEAジャパン本部のセールスマネージャー(ジャパンの販売部長)のドイツ人のビョから呼ばれました。
「あーこれは異動の話だ」
と一瞬でわかりました。
先日も述べたように、遠い上司から呼ばれるのはほぼ異動の話です。
家業に行くと約束した日よりも半年前のことだったので、
「今異動されては困る」と思っていました。
僕のIKEA人生は、前回何も答えることができなかったグローバルコマーシャルレビュー(グローバル公式の売り場テスト)と決めていたからです。
ビョに呼ばれた時の話は
「ジャパン本部のキッズ売り場のセールスリーダーにならないか」
と言うことでした。
セールスリーダーと言うのは、日本とスウェーデン本社をつなぐバイヤー的な役割の仕事で、担当商品の販売戦略、価格、年間販売数量、店舗への指導などを行うポジションでした。僕は、セールスリーダーになるなんて考えもしていないかったので、とてもびっくりしました。
そして、嫌だなと思いました笑 理由は、小売店である以上、店舗が花形である。そして、その最たるものは店長である。と思っていたからです。なので、本部にはあまり魅力を感じていなかったのです。
でも僕は、それを受けることにしました。
理由としては、
①好き嫌いを考える前に、まずは体験してみないとわからないのではないかと思ったこと
②僕がやりたかったグローバルコマーシャルレビューは、もはや個人的なリベンジになっており、私的目的が強くなっていたこと。それならば、自分がやるよりも、僕の後継者とそのチームがやって成功をした方が、自分にとってはよっぽど価値のある業績だし、会社にとっても良いことだと思ったこと
③IKEAの子供に対する考え「子供が1番大切なお客様」と言う考え方が好きで、キッズ商品も好きで、仕事を楽しめると思ったこと
の3つです。
そして、あと1年IKEAに残るように父にお願いを致しました。
そこから1年間、僕は、横浜に住みながら、船橋の本部オフィスまで片道2時間かけて毎日通うことになります。
本部の仕事もとても楽しく充実しておりました。
1. グローバルのリーダー研修プログラムに選ばれる
2. 研修のトレーナーになる
3. 憧れの聖地スウェーデンエルムフルトIKEA本社への出張
の3つがとても大きな出来事でした。
また一つ一つお伝えさせて頂きます!
写真はピオンの家具売り場の写真です。