ダイビングMG研修からの学び【ピオン社長ブログvol.43】

  • 541

みなさん

おはようございます。

前澤です。

昨日の続きで、先日参加したダイビングMGの学びについて共有させて頂きます。MG研修についての説明は、昨日のブログをみて頂ければ幸いです!

こちらのMG研修にて、久しぶりに最優秀経営者賞を頂きました。

写真左は西佳恵先生です。

 

もちろん勝ったら嬉しいし、ゲームで勝つことを目標に頑張っていかなければ学びは少ないものになってしまいます。しかし、この研修の目的は、ゲームに勝つ事や勝ち方を覚える事ではありません。

このゲームの目的は、ゲームで5年分の経営をやってみることでの参加者一人一人の気付きそのものが目的です。

実際、5年分の経営してみて、自分で決算書を作ってみて、事業計画を作ってみて、その間に、在庫が燃えたり、社員がやめたり、得意先が倒産したりと色々な困難に遭遇しますが、広告が成功したり、独占販売ができたりと良いこともいっぱいあって、そんな中での気付きがとても多いのがこの研修なのです。

そして今回の僕の学び(気づき)は以下の3点です。

1.研究開発はめちゃくちゃ大事

2.流れを掴むためにするべき事

3.八方塞がりの時は何をするべきか

一つ目の研究開発とは文字通り、新商品を開発したり、商品を改良したりすることなのです。

これを行うと、値引きをしなくても商品を売ることができるのです。

この研究開発をどこまでできるかがこのゲームのコツの一つなのですが、小売業の僕にとっては、イマイチ、しっくりこなかったのです。

「商品開発をするってうちは仕入れだし。。。」

「オリジナル商品を作ったらロットはすごいし。。。」

とゲームの世界と現実の世界の差ができてしまっていたのです。

最近ではあえて研究開発をしないで、勝つ方法をずっと模索してきました。

 

しかし、今回は研究開発をいっぱいしました。

そしてわかりました。

やっぱり研究開発は大事であると。

そして、この研究開発とは決して新商品やオリジナル商品を開発することだけじゃないなと気付きました。

小売業にとっての研究開発

それは

「値引きしなくても売れる」

「単価の高い商品を売ることができる」

ということです。

単価の高い商品を売るというと一見売りつけてしまうような感覚も感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

その商品がお客様の生活をより良いものにするための価値をしっかりと伝えること、そして、販売している本人たちがそれを感じられることなのです。

そのためにやるべきことは、

「専門的な品揃え」と「商品知識の習得」、そしてそれをしっかりと伝えることなのです。

単価をアップさせるためには、専門性を磨くことだと先日マーケティングの本で学びました。

我々は雑貨屋で、「雑」という字は、「なんでも」という意味ではあります。

しかし、しっかりと専門性をつけ、その専門分野でしっかりと選んでいただける品揃えと商品知識をつけていくこと。

それをお客様にしっかりと伝えていくこと。

これが小売業の研究開発で、これがとても大事なことだと気づいたのです。

時間が来たのでこのあたりにします!

次回は、この研修で得た学び二つ目の「流れを掴むためにするべきこと」をお伝えします。