店の赤字は罪悪【ピオン社長ブログ vol.19】

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世の中のために店を経営しているのである。

人々の生活を豊かにしたり、文化を育てたりするのが、店の真の役割なのである。

毎日、毎月、毎年、この店は向上し、発展し、楽しくもあり、喜ばしくもあり、高効率で悪手はなるまい。

そうあるためにこそ、どの店も存在するかぎりは、利益をあげなければならない使命を持つ。儲からない店は、恥ずかしい店、現代の商店としての資格のない店である。

経営者や協力者が無事に生活できて、ちゃんんと支払いも滞ってないとしても、それだけで発展性がないと言うことは、これからの正しい店とは言えないのである。その意味は、欠損、赤字の店は軽蔑されると言うことであり、成長がないと言うことは社会的な罪悪だと言うことである。

そんな店の経営者が、もしもっと有能な人に交代したならば、世の中の人はこの店からはるかに有利で、安心な商品がもっと買えるようになるだろうと考えると、その損害は実は社会一般も蒙っていると言うことになる。だから、店が赤字を出すということは、罪悪である。

「商売十訓」では、このことを「欠損は社会のために不善と悟れ」と言っている。

(商業界二十年より)

 

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皆さん、おはようございます。

前澤です。

このご紹介させて頂いている「店はお客様のためにある」のこのページ僕は好きです。

何か好きかというと、冒頭の「世の中のために店を経営しているのである」と言う言葉が好きです。

そのためには、お店を常に進化させる必要があり、お客様に喜んで頂き続けるお店になる必要があり、そこで働くクルーの生活もより良いものにする必要があります。

それをするためには、利益を出さないといけないと言うことだと常に自分をふるい立たせています。

僕は、人が喜んでいるところをみたり、楽しんでもらっているところをみたりすることが大好きなので、できるだけ安く色々なものをご提供していきたいと考えがちです。

それはそれで間違ったことではないとは思うのですが、やはり、利益を出して、発展していかないとお店はなくなってしまうということだと、このページは教えてくれています。

今週も頑張っていきましょう!

 

写真は、最近読んだキングコング西野さんの本、本当にこの方は努力家で行動力があって、すごい人だなと尊敬しました。