孤高の挑戦者たちを読んで【ピオン社長ブログVol.34】
みなさん
おはようございます。前澤です。
今年は、100冊本を読もうと決めています。24冊目の本がこちらでした。
「孤高の挑戦者たち」
この本は、今年から弊社でも取り入れているマネイジメントゲーム研修の大先輩(お会いしたことはありません。。)が書かれた本で、
「全員経営についての考え方が書かれているからぜひ読んでみて」
と大変お世話になっているMG研修の西佳恵先生に勧められた本です。
全員経営についてのことも非常に勉強になったのですが、僕が印象に残っているのは新規事業についての考え方です。
ここに自分の頭を整理する上でも、まとめていきたいと思います。
新規事業は
「どんな商品をどの市場で売るか」
という考え方で、3つのパターンに分けられる。
①既存の市場✖︎新しい商品
②新しい市場✖︎既存の商品
③新しい市場✖︎新しい商品
ピオンは小売店なので、市場をお客様と置き換えるとわかりやすいかもしれません。
①の「既存の市場✖︎新しい商品」は、ピオンでいうと、お店に新しい商品カテゴリーを追加する感じです。
もっとも着手しやすく失敗する可能性が小さい。既存のお客様に対して新しい商品カテゴリーを入れるから、お客様のニーズもある程度わかるし、競合店の様子もわかりやすい。
成功する要因はお客様の視点で考えること。
ピオンでいうと、コスメの導入はまさにそれで、既存のお客様に対して、「女性のお客様はお化粧をする、毎日使う消耗品をピオンの新しい商品カテゴリーにしよう」と思って始めたものでした。ドラッグストアなどの競合店分析もすごくしました。
②の「新しい市場✖︎既存の商品」は、市場とは商圏、地域であり、ピオンのお店自体を商品という考え方をするならば、新しい商圏でオープンした長泉店やららぽーと沼津店はまさにこのパターンだと思う。①より少しハードルが高い。
確かに、長泉のオープンもドキドキだったし、僕も現地でほとんど休みない、寝れない状態で半年間を過ごしました。
③の「新しい市場✖︎新しい商品」は一番ハードルが高い。新しい商品を作り、それを全く経験のない市場に参入するのだから。。。
実は、YOUTUBEの取り組みは、ネットの売上増加という狙いもありましたが、この「新しい市場✖︎新しい商品」の新規事業を狙っていました。
コラボ先の企業の動画制作代行を請け負い、ピオンチャンネルで再生することにより、その企業さんの宣伝をする。動画界のフリーペーパー的な存在になろうかと、そんな目論見でした。
一番ハードルが高く、リスクが高いようです。
リスク大きさ=投資金額、
リスクの大きさ≒リターンの大きさ
なので、そこまで多くの投資をしていないことを考えると、リターンは見込めなかったという考え方もできます。
まだ、その可能性は無くなったわけではないのですが、ここらへんで僕のピオンちゃんねるは一旦お休みをしたいと思います。
動画の取り組みは、ニコニコ3姉妹を中心とした動画でのECの売り上げアップに注力していきます。
と!
新規事業についての考え方を大きく学べ、頭の整理ができました!!
僕が全員経営をしたい理由は、この変わりゆく市場の中で、全員でチャレンジをしたいことにあります!!
時に孤独なとき、不安な時もあると思います。
しかし、チャレンジし続けるから継続があるわけで、安定した時点で減退が始まる。
常に外部にアンテナを張って、行動する。考動する。
それを全員で!!
それが全員経営だと学びました。
ありがとうございます!
今日も頑張っていきましょう!