実行第一【ピオン社長ブログvol.21】
みなさん
おはようございます。
前澤です。今週のピオン社長ブログです。
今までの7回倉本長治先生の「店はお客様のためにある」をご紹介して来たのですが、イマイチ受けがよくありません。。。社員教育としてこのブログをやっていると言っても、社内でもあまり見られていないようで。。。ありがたいことに見てくださる方がいるので嬉しい限りですが、このブログのあり方をまた考えて行こうと思います。
先日「1分で話せ」という本を読みました。そこで、コミュニケーションとは何か?という問いがありました。
そもそもコミュニケーションとは「人を動かすため」の手段なのです。
赤ちゃんがおむつを変えて欲しくて泣くのも、ママを動かすためのコミュニケーション。
営業の方が綺麗なスーツを来て登場するのも「買ってください」のコミュニケーション。
SNS発信するのも、見たら「承認してください」のコミュニケーション。
で必ずしも言葉じゃない仕草や態度だったりもコミュニケーションだし、文字や言葉もコミュニケーションなのですが、その行き先は「人を動かすこと」にあるようです。
つまり、発信する側は読む相手にどうなって欲しいかを伝えるにしても、伝えないにしても、クリアにする必要があり、それがわからないと聞き手は動きません。
実はこれってすごい難しい。。。
僕自身も発信する立場としてあれ、何を話すべきなんだっけとか、YOUTUBEで再生回数が悪いと目的を忘れ、ただ面白いと思う動画を作ろうとしてしまう。
発信する時は、自分のゴールを常に決めておく必要があるけど、なかなかできてないと気付かされた瞬間でした。
「楽しい」もいいんだけど、その先に何があるのかをしっかりと伝えていく必要がある。そうしないと人は動かない。ここを学びました。
でも、チャレンジは必要なのです。
まずはやってみることが必要だとも思っています。
論理は実行なくして成り立たないし、実行しない限りその論理は本当の意味で理解したとは言えないから、僕は常に実行する側でいたいし、そういう会社でありたいと思っています。
ということで、今日も「店はお客様のためにある」の文を紹介します。
みなさん、
「実行し続けましょう。変化し続けましょう。」
実行第一
商いには経験だけでなく勉強が必要だということを、今日では否定する人はいない。一人の人間の経験だけでは、到底追いつけないほどテンポが速く、変化が多いからだ。
人の経験を、わが経験にすれば、無用な努力や試行錯誤が避けられ、みちくさを食わなくてすむ。先輩にも聴けと言うのである。
そこで原理原則にのっとって、その上でわが店に必要な、わが店独自の組織を作り、動かして行くべきだ。
つまり、目的を実現するためには、「知る」だけではなく、それを「実行」しなければならないのである。
勉強や研究や情報は絶対に必要だが、何を学び何を知っているかが大切なのではなく、何を為したかが大事なのである。
「知ったことはやったことにはならぬ」と私はいつも言う。いつでも、どこでも、どんなことでも知って、正しい、善いと信じたら、果敢にやり抜くこと、それが本当に学ぶ(真似ぶ)の意味だからである。
清らかな行為は、美しい言葉よりも効果がある。いかに人に良く語ったかではなく、いかによく生きたかが大切なのである。「不言実行」「学ぶに如かず」とも言う。しかし「実行第一」なのだ。
(店主宝典・店主帝王学・商人論語より)