商人の道、人間の美しさ【ピオン社長ブログ vol.16】

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みなさん

おはようございます!

先日、ピオンで初のマネジメントゲーム研修を行いました。

 

マネイジメントゲーム研修とは、簡単に言ってしまえば、一人一人が社長となり会社を経営していくゲームを通して学ぶ研修です。僕はこれを5年間、やり続けていて、色々と考えをめぐらしながらも、今年度よりピオンの研修として導入していこうと決心し、ついに先週そのマネジメントゲームを行うこととなりました。

結果的には、みんなからとても良いフィードバックを頂き、やってよかった。もっと早くやればよかったと思いながら、今この瞬間も幸せを感じております。

もし、ご興味ある方は、お伝えください!

さて、今週も倉本長治先生の「店はお客様のためにある」から、本文を抜粋させて頂きます!

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店はお客さまのためにある

倉本長治 商売五十抄

 

三. 商人の道、人間の美しさ

小売店の繁昌は、その店がお客との間に心の結びつきをどれほど深くつくり得るかによって決まる。このような人間的な親愛の情というものは、いわゆる社会的な信用というような漠としたものでなく、お互いを心から信じ合える喜びなのである。

お客といの間にそういう親愛の流れをつくることが、小売業経営での一番大事な仕事であると、私は信じる。資本、設備、経営技術によって小売店の繁昌が決まるとは思えない。それ以上に大切なことは「お客のための店」という経営精神が店の隅々にまでにじみ出ていることである。

住みずらいこの世の中にあって、よりよい明日を求めて、今日の生活と戦っている多くの消費者は、自分たちの生活のために、友人としての温かな手を差し伸べてくれる商人のあることを求めている。社会大衆に生きることの喜びと明日への力を与えうるものは小売商人である。

消費者は単にモノを求めているのではない。モノと金との取引を越えて商人の「人間」を求めている。誠実な、正直な、暖かな人間の心を商人に求めている。

一人のお客の喜びのために誠実を尽くし、一人のお客の生活を守るために利害を忘れる。その、人間としての美しさこそ、小売店経営の姿としたい。

(岡田透の講演より/1956年7月25日)

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この言葉は、本当にごもっともだと思います。

お客様と心を通わせる接心対応、そして、その通わせる心も清いものでいたいと思います。