自己肯定感を高めたいと思った時に読んでほしいブログ 【ピオン社長ブログ Vol. 9】
皆さん、おはようございます!
ついに、ピオン社長ブログ9回目を迎えることができました!
そして、今年最後のブログとなります!
思えば、今年の42歳の誕生日からブログを始めました!
「毎日更新をするぞー!」と意気込んで挑んだものの、案の定、途中で燃え尽きてしまいました笑
その後、「週刊を習慣にして、毎週やろー」と決めております!!
毎日ブログ、毎週ブログの両方をやってみての今のところの感想をお伝えします!
それは!
えー、、、、
両方とも、それなりに大変です笑
まー、そんな感じで、今週も張り切ってピオン社長ブログやってまいりましょう!
ウェーーーーーーーーーーい!!!
前回のブログで、潜在意識について話しました。
潜在意識には、ものすごい力があり、それをうまく使うことで、自分の可能性は無限に開花されていきます!
それを教えてくれた「心のブレーキの外し方」という本をバイブルに、僕は前職での大きな挫折を乗り越えてきました。これが30代後半の僕の必勝法でした。
しかし、家業に入り、経営者という立場になり、今まで経験したことのない大きなプレッシャーと難関に出くわし、また大きな挫折を味わいます。
その時にいつものように、自分の潜在意識、自分の力を信じ、
「俺なら出来る!俺なら出来る!!」「出来るようになるためにはどうしたらいいんだろう!?」
と自分に語りかけても、いっこうに答えが出ない。
そして、出来ない自分にもどかしく苛立ち、八方塞がりになってしまった時に、出会った本のお話をします。
その本は、「シンクロちゃん」という本でした。作者は、佐藤由美子さんという心理カウンセラーの方で、幼少期から法律家になることを目指されていて、ある時、自分のやりたいことはこれじゃないと思い、無一文、無職の状態からブログを書き始めたという方でした。
ある方のS N Sの投稿から、この本のことを知るのですが、そこに書かれたものは、その時の僕の考え方を一新させ、僕を救ってくれた本でした。
このブログは、社内研修として書かせて頂いており、今まで僕が受けてきたインプットや刺激がどのように経営判断に使われているかを共有させて頂くことを目的としているため、改めてこの本を読み直して要約したことをお伝えするのではなく、僕がどんな解釈をして、どんなアウトプットをしたかをお伝えさせて頂きます。
少々、というか大分、僕のフィルターがかかっているかと思いますが、お読みいただけると幸いです。
他のベストセラー「嫌われる勇気」にも書いてあるのですが、「全ての問題は人間関係から」起こっているようです。
「えっ。そうなの?」
と思う方もいるかもしれませんが、そうかもしれません。(そこの説明ははしょります)
人間関係を改善すれば、全ての問題は解決されるのか?
多分、そうなのかもしれません。
でも、なかなか、人間関係って改善されませんよね。
なぜなら、他人は変えられないからです。
人の行動や考えに対してイライラしていても、他人は変えられません。
他人との人間関係を変える前に、もっと重要なことがあるんです。
それが、
「自分との関係を構築すること」
なんです。
ネガティブになってしまった時に、
「自分はなんてネガティブなんだ」
「これじゃダメだ」
「前向きになろう!」
と思ったりします。
それは「見せかけのポジティブ」だとこの本では伝えています。
それよりも、その時の自分の状態をしっかりと認めてあげることが重要なんです。
「今、自分ネガティブなんだね」
「自分のことダメなやつだと思っているだね」
「この人に対して苛つきを覚えているんだね」
「すごい憎悪で悪いことを考えているんだね」
と、もうひとりの自分がその時の自分のことをわかってあげることが大切で、そこに対して否定をせず、一つ一つの感情に
「O K!」
を出してあげることが大切なようです。
僕は、これを読んだ時に、びっくりしました。今までそんなことを考えたこともなかったからです。
過去の話に遡ります。
幼少期の僕は、勉強も運動も遊びも、いまいちパッとしない子供でした。それでも、「将来は前澤家具を継ぐんでしょ??」という、外部からも、内部からもプレッシャがありました。
だから
「このままでいいのか?」「このままじゃダメだ?」「今の自分じゃダメだ」「こんなんじゃダメだ」「このままだと会社をダメにしてしまう」
という感情から、勉強も、運動も、遊びも、社交も、仕事も必死に努力をしてきました。
「今の自分じゃダメだ」
「今の自分を変えるのは努力しかない。」
という自己否定から、ずっと努力をしてきました。
考えてみれば、今の自分をずっと責めていました。
そして、家業に就き、本当に乗り越えられない自分の壁に出くわした時、さらに自分を責め続けました。
それでも出来ない日が続いた時に
「お前はダメなやつだ」
に変わりました。
これが僕のマエザワに入社してからのずっとの間の自分との対話でした。
そのため、何をやっても気分が晴れない、気がつくと涙が出ている日々がありました。
この本と出会い、そこで習ったことは、
「自分を認められない人は、他の人を認めることはできない」
ということでした。
僕は「自分はダメだ」と思っていたので、みんなのことも認めることができなかったのです。
本当ごめんなさい。
そのため、僕は、会社での居場所もなく、心細く、辛い日々が続いていたのです。
「理解してから、理解される」という「七つの習慣」の中の四つ目の習慣があるのですが、僕はみんなと面談をしたりしてなんとか、みんなを理解したいと思っていました。
でも、その理解するのは、まず自分の感情を理解してあげることが先決のだったようです。
自分を理解し、認めてあげれない人は、他人を理解し、認めてあげることはできない。
それがわかった瞬間でした。
じゃあ、どうやったら自分を認めることができるのか?
それが、この本には書いてありました。
誰にでもできることでした。
自分の感情に気づき、その時の感情にO Kを出してあげること。
いいことも、悪いことも「O K!」と言ってあげること。
どんなこともO Kと言ってあげる。
「朝起きた」
「O K!」
「おはようと言えた」
「O K!」
「車を運転して会社にこれた」
「O K!」
「仕事でミスをした」
「O K!」
「できなかったことができるようになった」
「O K!」
「落ち込んじゃった」
「O K!」
と、ここでの「O K!」は
「良くできた!」から「O K!」という意味だけでなく、
「自分の気持ちに気づいた」から「O K!」というニュアンスの方が強いです。
だから、失敗したことやイライラしたネガティブな感情にも「O K!」を出してあげるのです。
一つ一つの行動や感情を認めてあげることが大切なんです。
自分のことは、自分が1番わかっているんだと思います。
それを責めるも褒めるも自分なんです。
それならば、せめて自分だけは自分の味方でいてあげたいですよね。
だって、今まで頑張って生きていたんだもん。
それなりに苦労もしてきた。
他の人と比べると劣るところもあったかもしれないけど、自分ができることを精一杯やってきた。
自分はダメだなと思った時もあったけど、そう思えた自分もすごいわけで。
これからも、そんな自分と付き合っていく訳で。
自分のことを自分が1番大切な友達だと思って、そのベストフレンドのいろんな感情に寄り添って、わかってあげて欲しいと思います。
大切な人生のパートナーは、まずは自分なんですよね。
そんな大切なパートナーを責めてないで、一つ一つに「O K!」を出してあげれば、きっとその友達は安心できます。
人は安心するとチャレンジや成長意欲が湧いてくるようです。
だから、どんな自分にもO Kを出してあげてください。
そこから、どんどん良くなっていきます。
これが、僕の今年最後の挨拶になります!
今年の最後にこの「シンクロちゃん」の話ができたことは本当に嬉しいことです。
なぜなら、今年の最初にこの本に出会ったからです。
この本を読んで、今年1年、僕は毎日自分にO Kを出し続けました。どんな些細なことにも。どんなネガティブなことにも。
自分ネガティブな感情を全部ノートに書き出したこともあります。
本当に辛い時でした。
でも、その時も、自分のことは否定しないようにしました。
そしたら、少しずつ良くなってきました。
自分なら大丈夫と思えるようになってきました。
みんななら大丈夫と思えるようになってきました。
そこから、いろんなことを考えられるようになってきたし、この先のことも考えられるようにもなってきました。
だから、みんなも大丈夫だし、株式会社マエザワも、静岡の地域も、日本も、世界も大丈夫です。
見せかけのポジティブじゃなくて、「いろいろあるかもしれないけど、頑張ってやって行こう!大丈夫だよ!」の大丈夫です。
時々思うことなのですが、今ここに自分がいるって、すごい確率だと思います。すごいことだと思います。
ご先祖様が無事生きて、子供を産んで、その子供が大きくなって、無事子供を産んで、っていうのを繰り返して今、自分がいる。
そこには、戦争があったり、疫病があったりしたかもしれない。武士の時代なんて、闇討ちや切腹が当たり前だったし、年貢がきつくて一揆などがあったりしたけど、僕らのご先祖様は、無事、子供を育てて、そんな命のバトンを繰り返し続けて、僕らも生まれている。
だから大丈夫だと思うんです。
これからも大丈夫だと思うんです。
みんなで自分を肯定して、仲間を肯定して、これからもいろんなチャレンジをしていきましょう!
長くなりましたが、今回も最後までご購読ありがとうございました。
今年一年、本当にお世話になりました。
そして、いつもありがとうございます。