「心のブレーキ」の外し方を読んでからずっと実践していること【ピオン社長ブログVol .8】
皆さん、おはようございます!
ピオン社長ブログ!ついに第8回となりました!
やったー!!!
毎回がセレブレーションです!それがいいですね!
程よい緊張と緩和で、今日もやっていきたいと思います!
IKUZE!(ニコニコ3姉妹風)
今日のお話は、僕がIKEAにいた時に、部下からも嫌われ、上司からも見放され、自分も自信がなく、辛かった時期に出会ったある1冊の本について話をしていきたいと思います。
このブログは、社内研修としてピオンの社員に向けて書かせていただいております。少し説教っぽくなってしまったらすいません。
「今自分辛いな。」「やってもやっても報われないな。」「人間関係で悩んでいるな。」と思っている方がいらっしゃったら、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。
その本の名前は「心のブレーキの外し方」と言う本で、作者は心理カウンセラーの石井裕之さんと言う方です。
特に面識はございませんが、いつかはお会いして、お礼を伝えたいなぁと思っています。
この本で伝えているのは、「潜在意識」の働きについてです。
「潜在意識」と聞くと急に怪しくなる方もいらっしゃるかもしれません。。。
でも、人間の脳の中は、この潜在意識が7割を占めており、皆さんの普段の行動や判断の約7割がこの潜在意識からおこっているものらしいのです!
なので、この潜在意識の働きについてちょっとでも知って、上手く使えた方がいいかなと思って、僕はこの本を何度も読んだし、他の石井さんの本もほとんど読んでいます。
僕は心理カウンセラーでも心理学をしっかりと勉強したわけでもないので、あくまで僕の解釈としてこのブログを書きます。
実は、この本、かれこれ5年ぐらい読んでいません笑
でも、この本を読んでから今まで感じてきたことと経験してきたことをお伝えしたいので、あえて本を開かずにお話をしていきます!
この本、曰く!
「潜在意識は自分を守るために働いています」
酔っぱらった時に、意識がなくても家に帰れている。
火事場のクソ力が起きる。
なんとなく嫌な予感がする。
これは意識の力ではなく、潜在意識の力らしいのです。
この本では、
「なぜ自分でやろうと決めたことが長続きしないのか?」
「気分が乗らないのはなぜか」など、潜在意識の働きについて、心理学に基づき、論理的に、しかもわかりやすく説明してくれています。
ご興味ある方はぜひ一度ご購読ください!
今日は、この潜在意識のいくつかの特徴のうち、僕が大変参考にしていて、今でも実践している二つの特徴をご紹介致します。
一つ目は、
「潜在意識は、一度疑問に思った質問は答えが出るまでずっと考え続ける!」
と言う特性です。
例えば、友達と話をしている時に、
「あ、ど忘れしちゃった。あのタレント?あのドラマのお父さん役の俳優さん誰だっけ?」
「顔は出てくるんだけど、名前が浮かばない。」
「いや顔も浮かばない」
その時は答えが出ない。その後、友達と別れ、家に帰り、ご飯の支度をして、子供を寝かしつけた後、お風呂に入ってゆっくりしている時にふと思い出します。
「あっ、ムロツヨシだ!」と。
これは、パッと思い出したというのが表向きの考えで、実は、裏で、潜在意識がずっとこの質問について考えていて、答えが浮かんだので、意識にその答えを送ったという解釈が正解らしいです。
だって、意識の世界では、車を運転したり、晩ご飯の支度をしたり、子供の世話をして、「あのタレント誰だっけ?」なんてこと全然考えてない。
でも、残りの7割の潜在意識のところはフル回転で、「あのタレント誰だっけかなーって考えているようです。」
潜在意識は一度投げかけれらた質問はずっと考え続けているようです。
二つ目の潜在意識の特徴は、「潜在意識には、“無い”という概念がない」という考え方です。
意識と潜在意識は言語も世界も少し違うようで、潜在意識は、今あるものしか認識してないようです。
ついでに言うと過去と未来の認識もないようです。
ここからが重要です。
この二つの潜在意識の特徴
「潜在意識は一度投げかけられた質問は答えが出るまでずっと考え続ける!」
「潜在意識には、“無い”という概念がない」
この二つを合わせると、あまりよくないことが起こります。
「なんで自分は出来無いんだ?」
「なんで時間が無いんだ?」
「なんであの人はわかってくれ無いんだ?」
「なんであの人はでき無いのか?」
と「無い」ことについての質問を自分に投げかけてしまうと、潜在意識はずっとそのことを考え続けます。
しかも、「無い」と言う概念が無いので、意味がわからない質問をずっと考え続け、答えが出ない。
そして、頭は疲れてしまいモチベーションがダウンしたり。疲れが取れなくて、気分が晴れなかったり。しばらくの間、落ち込んでいる。そんな感じになってしまうようです。
だから、
もし今ある状態を少しでもプラスにもっていきたかったら、
次のやり方をお勧めします。
「なぜ無いのか?」と言う考え方をせずに、
「どうしたらできるようになるか?」
「どうしたら〜〜できるようになるか?」
と言う質問を自分に伝えてみてください。
「どうしたら、できるようになるか?」
「どうしたら、時間を持てるようになるか?」
「どうしたら、わかってもらえるのか?」
「どうしたら、あの人はできるようになるのか?」
その時には答えがなくても、潜在意識は答えができるまでずっと考えてくれます。前向きな答えを導き出してくれます。
僕は、何か問題があると、この質問を寝る前に自分自身に投げかけます。
枕元には、メモか携帯電話を置いておいて、寝ている間や明け方に答えが浮かんだら、書くようにしています。
そして、その翌日アクションを少しでも実行しようと心がけています。
その時に気をつけているのは、「無い」と言う言葉を使わないようにしていて、少しでも「〜するためには」と言う形にして、「無いがなくなった状態」を想像して、「その状態」にするためにはどうしたらいいか。と言うことを考えています。
「会社がやってくれない」
「上司がわかってくれない」
と嘆くことは、仕事をしているとどの会社でもおこってきます。
僕は、今でこそ経営者と言う立場になってしまいましたが、その前はサラリーマン10年やっており、僕も同じように、目の前の変えられない現状に嘆いておりました。
でも、この本と出会い、
「どうしたらできるようになるか!?」
を考えた方が、楽しくなるんじゃないかなと思えるようになりました。
常に、前向きでいれるのは難しいですが、辛い時に、ほんのわずか1%でもこの「どうしたら〜〜できるようになるのか?」という言葉を思い出して、一瞬でもその質問を自分に投げかけて欲しいな、と思っています。
そしたら、その1%かもしれませんが、光が見えてくるかもしれません。
その時に僕の役割としては、その合図を見逃さずに拾い合って、ポジティブな結果持っていけるように頑張れる。頑張りあえる!そんな会社にしたいと思います!!!
一人でポジティブでい続けるのは難しいけど、みんなで少しずつポジティブな言葉を掛け合えば、きっと会社は良くなるし、これからもみんなで笑顔でい続けられると思います!
みんなで頑張っていきましょう!!
今回も最後までお読みくださり有難うございました。