物流センターの設立 マエザワの5年間を振り返って

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ファニチャーアウトレットの撤退後、そしてららぽーとのオープンと同時に立ち上げたのがこの物流センターでした。

これまでは、各店で発注、納品、検品を行っていたのを清水店倉庫の1箇所に商品を集めて、そこで検品をして全店に配送をしようと思ったのです。

なぜこのようにしようと思ったのか、これは難しい言葉でいうと「物流の一元化」と言うのかもしれませんが、簡単な言葉でいうなら、「各店で同じ作業をするなら、1箇所でやろう」という発想です。

各店で納品、検品と同じ作業をするよりも、どうせ同じ作業を繰り返し行うなら、ある1箇所でその作業をまとめてやった方が効率的です。しかも在庫のコントロールもしやすくなる。メーカーさんの最低発注ロット数も今までは各店でその数を発注しなければいけなかったのを、必要な分だけ発注して、分散すれば適性な在庫を持てるようになると考えていました。

そして、ロジスティック部を設立しました。ピオン全店の物流を担う部署です。

ロジスティック部を作るにあたって、いろいろな人に相談をすると、中には、

「まだそんな規模ではない」「そんなの作って費用対効果は大丈夫ですか?」とかいうネガティブな意見もありました。

僕はその意見に対して反対します!

なぜなら仕事は創造するものだからです。

もちろん、費用対効果や、それぞれのステージに合わせた部署の設立などがあると思います。

しかし、現行の物流に対して、会社としてボトルネックを感じていて、それを解消するための仕組みと組織を作るのは当然のことであり、そこにしっかりと取り組んで、費用対効果を合わせられるようにしなければ、会社として成長していかない。

そこに取り組まなければ、いつまで経っても「そんな規模の会社」のままだからです。その仕組みや組織の組み立ては、しっかりと経営者として創造していく必要があると思っています。

少し熱くなりました。。。話を戻します。。。

でも正直な話、ロジスティック設立当初は、僕は、精神的にいかれていて、ほとんどこのロジスティック部設立には関与できていません。精神的にいかれていた話はまた後日お話します。

その間、ロジスティック部を設立、そして支えてくれたのは担当者のMさんです。

自ら設計し、ロジスティック部と物流センターを設立し、チームをまとめ、働く環境を作り、機能的などこにも負けないロジスティック部を設立してくれました。

このロジスティック部は今、ピオンの強みになってます。そして、明日お伝えするネットショップの立ち上げにも大きな貢献をしてくれています。

Mさん、本当にありがとう。

(写真は物流センターの写真です。)