IKEA退職の旨を伝える IKEAで働いていた頃の話
ついにIKEAを退職することを上司に報告する日がきました。
その当時の僕の上司は、リンというオーストラリア人の女性の方でした。
一見、冷たそうで、厳しいこともバシバシ言う方だったので、僕は港北にいた時は彼女が苦手でした。と言うか、お店にいた時は、本部にいた人には常に敵対心をもっていました。
でも、彼女のチームに入ると彼女の素晴らしさを常に感じていました。仕事を1から丁寧に教えてくれて、価格設定などに悩んでいると、最初から最後まで付き添ってくれます。僕の研修の宿題やキッズのグローバルのトップをエスコートする時のプレゼンやコースまで、一緒になって考えてくれて、仕事の進め方も非常にうまかった。さすがだなーと思って尊敬していました。
一度、18時まで一緒に僕の仕事をみてくれて、その後、自分の仕事を残業してやっていました。僕は本部では、定時上がりをモットーにしていたので、なにせ通勤に片道2時間かかるので。。。
その僕の仕事をみてくれていたために、残業をすることになった彼女を横目に、帰り際に
「リンDon’t work hard! Work smart!! (ハードに働くのでなく、スマートに働け!)」
と捨て台詞を残して、帰った時も、彼女は笑っていました。
そんな、心の大きな上司でした。
だから彼女に辞めると言うのはとても辛かったです。
港北の店長ウルにも言いたくなかったし、リンにもそんなこと言いたくありませんでした。
両方ともオーストラリア人でした。
余談ですが、グローバル企業IKEAには学閥はありませんが、国閥がある気がします。当時のIKEAジャパンの社長はオーストラリア人で、そうすると数名のオーストラリア人が重要なポストい数名入ってきます。
辞める3ヶ月前にその旨を彼女にお伝えしました。キッズ売り場は1年間と本部に来る前に言われていたので、来期の僕のポジションが決まる前に言わないと迷惑がかかるので思ったので早めに言いました。
「家庭の事情で静岡に帰られければいけない」
「それは貴方の人生にとって、大きな決断ね」
彼女は冷静でした。
その後、IKEAジャパンの人事部長に呼ばれ話をし、社長に呼ばれて話をしました。
「お前の顔を見て、何を伝えていいか分からない」と言ったピタの顔。
「何か俺に話すべきことはないか」とわざわざ、会いにきてくれたウル。
自己を重んじる外資系なんだから、もっとクールに振る舞ってくれよ。たかが日本人一人が退職するだけなんだからと思いました。大変お世話になった彼らに会わす顔は僕には持ち合わせていませんでした。
しかし、その後、スーッと退職のプロセスが進んでいきました。
8年半いた会社だったので、あんまり退職すると言う実感はありませんでしたが退職する日がやってきました。
時間になりましたのでこの辺で。
(写真はピオンの売り場の写真です)