IKEA最終日 IKEAにいた頃のお話

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IKEAの最終日の日になりました。

その時は正直、まだ、あまり実感が湧きませんでした。

本部での仕事はあっさりと終わりました。

実は、僕は本部にいながらもあんまり本部に行っていませんでした。。。理由は、現場を大切にしたい気持ちがあり、時間さえあればいろんな店舗にいき、指導をしながら、そこで発注や資料の作成など実務をしていたり、研修で海外に行ったりしていたので、会議も1年いながら数回しか出席していなかったのです。。。

そのため、みんなからも結構浮いていた存在だったと思います。その分、みんなとはあっさりとした別れでした。

でも、その日の夜は、新横浜駅のカラオケ、コートダジュールによばれます。

港北のメンバーが、送別会を行ってくれたのです。港北のメンバーは、僕の最終日を港北メンバーで送り出したいと言ってくれていました。それは本当に嬉しかった。

でも、絶対に泣かないと決めていました。いや、絶対に泣かないだろうと思っていました。だって、辞めると言う実感が全くないから泣きもありません。

そして、送別会開始の1分後、僕は大泣きをします。

涙が止まりませんでした。

僕が部屋に入った瞬間に、港北のメンバーが僕のために、Sekai no owariの「ドラゴンナイト」を替え歌で歌ってくれたのです。

Dragon Night, Dragon Night, Dragon Night 今宵

の部分を

Kazu Good Bye, Kazu Good Bye, Kazu Good Bye 今宵

と20人ぐらいで歌ってくれたのです。

 

他パートもずっと替え歌で歌ってくれました。

 

その歌を聴きながら、

今まで僕がIKEAでやってきたことが一気に走馬灯のように頭の中に回ってきました。

なぜ、僕はここにいるんだろうと不思議な感覚にも陥りました。

その歌の後は、みんな一人ずつから言葉をもらう、僕がそれを返す、それをみんなが聞いていると言う、普段の飲み会では体験できない1対20の対談形式の送別会が行われました。

僕の人生が今終わってもハッピーかもしれないと思えた会でした。

もらうばかりであまり貢献できなかった港北のメンバーから、このような形 で僕を送り出してくれたことが本当に嬉しかった。

涙が止まらない会で、みんなも涙が止まらなくて、そんなみんなの泣いてくれる姿が嬉しくって、俺って性格悪いなって悪い気もしました。

最初は余裕もなくて、未熟で、多くの人を傷つけ、迷惑もいっぱいかけた港北のメンバーがこのように僕を思っていてくれたことに大変感謝をしております。

一生大切にしたい出会いがここにありました。

 

勤務先は違えど、IKEA港北には大切な僕の同志がいっぱいいます。

これからも宜しくお願いします。