キッチン5について マエザワの5年間を振り返って
3月20日の清水店リニューアルと同時に、ピオン清水店併設のカフェキッチン5もオープンしました。
このキッチン5は僕の小学校、中学校の友達のごっちゃんが経営しているお店です。
思えば昨年の夏に、静岡の両替町にあるごっちゃんのお店、ホッパー5で同窓会をした時に、「ピオンのカフェは俺にまかせろ」とごっちゃんが急に僕に言ってくれたこと。そして、その日僕は結構飲んで酔っ払っていたのですが、なぜかその言葉だけは覚えていたことから始まっています。
特にその後、すぐに話が進んだというわけではないのですが、その半年後に、ファニチャーアウトレット閉店とともに、2階を貸し出すために清水店の改装が余儀なくされ、カフェの拡大もしなければならない「ドミノ倒し現象」が起こりました。
設計すると、カフェの大きさが30坪、座席数も50席ぐらいになることがわかりました。そうなると、しっかりとしたキッチンも入れて飲食店として営業していかなければいけないと思いました。しかし、うちには、カフェで十分戦って行けるほどの体制ができていないと判断しました。そして貸しに出すことに。
その時に、ごっちゃんが言ってくれてた言葉を思い出すのです。
ごっちゃんのお返事は、検討段階はあったものの、スムーズにGoでした。奥さんのご協力もありました。
前述したように、僕は精神的に結構落ち込んでいた時期でした。
でも、ごっちゃんご夫婦の仕事を取り組む姿をみて、とても勇気づけられ、とても勉強になり、お店に行くたびに、だんだんと元気を取り戻せるようになってきました。
美味しいものにこだわる姿勢
店舗装飾を考えている二人の姿
パートさんのことを真剣に考えている姿
仕入れにこだわり、メニューにこだわる姿
飲食店としてコロナに立ち向かう姿
今後の展望の話などを聞き、中学校の時のごっちゃんからはいい意味で想像もつかなかったし、一緒に遊んでいたころには想像もしなかった刺激的な毎日でした。
8月に一緒に飲んだ時に、
「まえじ(僕の昔のニックネーム)が笑顔になってくれただけで、俺はキッチン5をやってよかったと思っている」
と言ってくれました。
僕もそう思います。
キッチン5ができてくれて、だんだんと昔の自分を取り戻せるようになっていて、いろんなチャレンジができるようになってきています。
本当にありがとう。
これからも一緒に清水で世界一楽しいお店を作っていこう!
Facebook2020年7月19日の投稿
(アイコンの写真は2019年8月の同窓会の写真)